カナダの本田恵生さんを迎えての3月のイベントの写真や話

3月14日15日のElfin Saddle本田恵生さんを迎えての2日間のイベント無事終了しました!

 
15日は懐かしい知り合いが来てくれたり、去年閉店してしまったジョイントファクトリーの田中さんが来てくれたり、 祐天寺で古着屋をやっているチルドちゃんが来てくれたり、狭いうちの店に沢山集まっていただき、エルフィンサドルのCDは恵生さんが持ってきた1stは完売し、店の在庫も殆ど売れました。ありがとうございました‼︎

2日とも出てくれたスティールパンのZipangSteel Orchestra Duoは、14日はファンキーな演奏でスティールパンの音量の大きさに驚きうちの店でこの音量だと至近距離で見るお客さんは大丈夫かなと心配になりつつも、何も言わずに行った15日は、前日とは真逆の静かな音での繊細な演奏で素晴らしかったです。
スティールパンの振り幅の広さと、場所に合わせて内容を変えられるZipangSteel Orchestraの経験豊富な懐の広さにも痺れました。
15日は数十年前の古いスティールパンも登場し面白い音でした。
2日ともカバーが沢山あり、ビートルズの「Black Bird」や、「りんご追分」など、
スティールパンでやるのが意外なカバーが沢山でアレンジも見事で面白かったです。


本田恵生さんのライヴは、
CDやDVDから、ソロはバンドと音が違っても、歌が絶対いいだろうなと確信していましたが、
実際見たら、予想していた以上に歌が凄くて圧倒され、生で見ることの違いを痛感しました。
声の抜けの良さや巧さ、日本語の響きが生きた歌詞、
そして1番強烈だったのは、
歌に入り込んだ時のキラキラした躍動感みたいなところと、イタコのように何かがとりついたかのような凄みがあり、声は綺麗だし小柄だけどスケール大きくて迫力ありました。



 
今やYoutubeなどで、色んなライヴを見たり聴いたり出来るけど、
躍動感や凄みは、音源や映像と生で見るのとでは全く違うんだなぁと、当たり前のことを痛感しました。
あんなに通る声で歌が巧く正統派でいて世界観があって突き抜ける感じのシンガーのライヴは、
見たことあるものでは、二階堂和美さんくらいしか浮かばないです。
 
1曲自分がギターでサポートする曲があったので、店の裏でサーランギの西沢さんと「恵生さんの歌凄いですね〜」と話しながら聴きながら待っている時、
こんな凄い人がこんな小さくてライヴ環境の悪い店で、歌に入り込んだ素晴らしいライヴをやってもらえて間近で見られるなんて、なんて贅沢 なんだろ!と思いつつ、
これはこんな小さい規模でやるべきライヴではないよな、どうしたら誰も知らない素晴らしいライヴを内容に合った規模で出来るのかなと思ったり。

このライヴのいきさつは、一方的にElfin Saddleのファンだったところから、
恵生さんがカナダから羽田を経由して高知へ帰省するというFacebookの記事を読み、
空港で会えないか、CDにサインをもらえないか、インタビューできないか、
など色々考えたあげく、東京でソロライヴをやってもらえませんかとダメ元でお願いしてみたら、
宿泊に関してとウクレレの弾き語りで20〜30分くらいならと快くOKをもらい実現しました。

こんな無謀でダメ元のお願いは、2002年に大友良英さんに面識なく無茶な依頼をしてメールのやりとり後、
自分の無茶苦茶なソロ音源を渡して気に入ってもらえて自分企画のイベントに出て頂いた時や、
バイオリニスタの故Honziさんにダメ元でお願いして出てもらって素晴らしいライヴをやってもらった時、以来のドキドキ感でした。
「は?」と言われてもおかしくない無茶な依頼を、しっかり受け止めてもらえて素晴らしいライヴをやってもらった時の感動再び。
これがあるから思い余って無謀なお願いをしてしまうという。気持ちが伝わればなんとかなるんじゃないかと思ってしまう、良いのか悪いのかわからない循環。

恵生さんはとても気さくでチャーミングなお方で、
会う前は海外での活動と生活が長いということで、偏見で凄く気の強い人かもしれないと思ってましたが、
滅茶苦茶謙虚で気さくな方でビックリしました。
エルフィン・サドルの作品を聴いて見て、創意工夫に溢れた自主精神とユーモアのある方なんじゃないかと思っていたとおりで、
作品から感じる部分と実際の人とのズレのなさに、逆にビックリ。
色んな面白い話が聞けました。

14日のバオバブでの話。
普段アート系の活動と、音楽活動をしていて、アートと音楽の境目がどんどん縮まっていき、
「最近は美術館でライヴに呼ばれ、音楽フェスでアートとして呼ばれ、”逆やろ!”と思うんですが 笑」
1stを出した頃にConstellationの人が気にかけていて、その後ベースが加わって広がっていく感じをConstellationの人が見て契約へ」 
「相方(ジョーダン・マッケンジー)におみやげを聞いたら、アイヌにとても興味があり(カナダとアイヌには色んな繋がる逸話があるそうで)、アイヌのものを何かと言われたんだけど、同じ日本でも高知にはそんなもの…」
恵生さんのご両親は学校の先生だったそうで、歌詞の日本語を活かした固い感じに影響があるかも。などなど。

気になりつつ、入手が難しく未聴だったエルフィン・サドルの1stを頂き、
エルフィン・サドルの1st以前に作ったという自主制作の『Far & Few』というアルバムを頂き、
レーベルConstellationの何周年かに行ったツアーを記録したDVD(PAL)、
という日本では入手し難いものを色々と頂き、
更に、高知のお酒やお土産、糸子に羊毛など、色々と頂いて感激でした。
エルフィン・サドルの2nd.3rd,DVDを見て聴いて、いったい何がどうなったらこんな音楽が出来るのかと謎に思っていた部分が、
ソロライヴと、頂いたCDと、話したことから、
ソロライヴと1stが繋がり、1stと2nd.3rd,DVDとが繋がり、
エルフィンサドルの土台がどうなって出来ていったのか流れがわかったような気がしました。

恵生さんに仙川「ちずけん」制作の、見る・知る・せんがわマップをあげたら、
仙川の神社を探索したり、高知のお母さへの鍋を島忠で買ったり、
うちの娘や猫を可愛がってもらったり(実家で飼っていた猫は22年生きたそうな!)、
なんともスペシャルな3日間でした。

あ、14日のバオバブでは、エルフィン・サドルの新曲が1曲がありました!
かっこいいフレーズ(ウクレレでの)と、日本語の歌とで、後半複雑なアレンジになりそうな、期待高まる曲でした。
15日はサウンドチェック時に、恵生さんがエルフィンサドルの「Sakura」のイントロをウクレレで弾いて、
”あっそれは!”と言ったら、”えぇえぇこれ出来るんですけどねぇ、う〜ん”と言っておられ、
西沢さんと糸子が”聴きたい!聴きたい!”と言ったのもあり、
15日は新曲が削られ「Sakura」が聴けました。
セットリストを聞いたのが直前で、新曲が削られたのを早く知っていたら、
新曲も「Sakura」も両方聴きたい!とリクエストしていたなぁと、後で思いました。
「Sakura」は7年前に日本に帰った時に桜が咲きはめた頃で、カナダに帰ってからそれを思い出して作った歌だそうです。 

エルフィンサドルはツインヴォーカルで、どちらかがメインヴォーカルで歌い、どちらかがコーラス、というパターンが中心で、
その辺を聞いたら、曲を作った方が歌うことが多いとのことでした。
去年、モントリオールからバンクーバー(カナダの真逆な位置にある)に引越し、
バンクーバーから船を3回乗り継ぐ小さな島に住んでいて、
チェロの人などとは遠く離れてしまったそうで、エルフィンサドルの次作に向けて録音の準備をしながら、試行錯誤中のようです。
その小さな島の家は、夏になると泳げるので観光客が沢山来て、
その間は住んでいるところを観光客に貸し出すため、別のところへ行くそうです。
 
店のお客さんで、深大寺周辺でキノコ探索をしてノボリリュウタケを見つけた帰りに寄ったキリントンでElfin Saddle(エルフィンサドルとはノボリリュウタケの英名)が流れていて、買って行ったことがあり、
インドの珍しい民族楽器サーランギをやっていてライヴのフライヤーを貰ったことがあった西沢さんには、
今回の恵生さんライヴには是非とも出てほしいと思って頼んだのですが、
演奏的にも恵生さんのソロにもピッタリで、今回本当に頼んで良かったなぁ〜と思いました。
14日のリハ後に恵生さんからサーランギも一緒に出来ないかとのことで、試してイイねとなって、15日にはすっかり長年サポートしているかのようなピッタリ感。

その西沢さんによるインドのサーランギ、長年色んなので一緒にやっているアケミさんに(アネネアフリなど)によるアフリカのジャンベ、僕によるオーストラリアのディジュリドゥという、全く繋がらない国の民族楽器の組み合わせ(こんな組み合わせは日本人じゃなきゃやらなそう)で初めてのセッション【インドアフリカオーストラリア】





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