Zaz(ザーズ)【Paris】2014


フランスの歌姫、Zaz(ザーズ)の3rd、2014年新作【Paris】輸入盤 入荷しました!
レコーディング風景を収録したDVD付

ワーナーへ移籍第一弾で、スタンダードのカバーアルバムということで、
もしかしたらZazの個性が消えてるんじゃ?と不安でしたが、
いざ聴いてみたら、全く逆で、スタンダードによってZazの個性がハッキリ感じられる内容でした。

1番感じたのは「いたずらっ子な感じ」。テクニックとしてではなく、
実際の顔の表情豊かに体を動かしてそうな感じが歌から聴こえてくる。
勿論得意のスキャットや、トランペットっぽいヴォーカルソロも随所に入ってます。

録音も素晴らしく、基本古いビッグバンドジャズみたいな感じでいて綺麗な音。
音は綺麗なんだけど雰囲気がある感じ。
こうゆう贅沢に時間とお金をかけた生演奏のよさをストレートに出したいいアルバムって、ありそうでいて昨今なかったアルバム。


ちょっと前にスガシカオが「ダウンロードだとミュージシャンにお金が殆ど入らず、
CD買ってくれないとレコーディングの資金が出来ないので、どうかCD買ってください」と発言したことに対して、
どこかの音楽ライターが「イマドキ、お金をかけないとレコーディング出来ないなんて時代錯誤だ。そんな音楽家は廃れていく」みたいな批判をし、その賛否について話題になりました。

スガシカオの作品は殆ど聴いたことありませんが、
お金をかけなきゃ出せない音や演奏があるのは間違いないわけで(わかりやすい例で言えば、昔のニューオーリンズファンク)、
DTMを駆使して低予算で作るいいアルバムと、
予算をかけて良いスタジオ良いミュージシャンで全てをプロで作るアルバムとでは全くの別の話。
予算をかけて作ったアルバムの例に、このZaz【Paris】はピッタリです。実際にいくらかかったのかは知りませんが。

逆にいうと、どこも予算を削っていくから、こうゆう音や演奏が消えて行くわけで、
ドラマ「あまちゃん」の音を大友良英さんが全て生演奏で録音して新鮮に聴こえてヒットしたのも、同じ理由だと思います。

Zaz【Paris】も大友さんのあまちゃんのサントラも、時代的な流れに逆行していて、
こうゆう音をなくしちゃいけないという、音がメッセージになっているようにも。


Zaz【Paris】、一周聴いて耳をひくのはやはり「シャンデリーゼ」。
最強にポップなこの曲がよりポップに、懐かしのスタンダードな感じ。
誰が聴いてもいいねと思いそうなポップさ。
そしてこのカバーが入っていることが、このアルバムのコンセプトをよく表していると思います。

アカペラ(指パッチンはあるけど)をバックに歌う曲でも、低音パートがユーモアあって面白かったり、
随所にユーモアが散りばめられていて、Zazの笑顔が見えてくる素晴らしいアルバム。

曲によって、クラリネット、トランペット、アコーディオン、コーラス、ストリングス、ホーン、などがとてもいいアクセントになっていて、特にクラリネットとトランペットは、懐かしの感じのいい音と演奏。


このアルバムは絶対、故Honzi(ホンジ)さん(フィッシュマンズやUAのサポートをしていたバイオリン/アコーディオン/コーラス/キーボードなどを巧みに表情豊かに演奏していたいたずらっ子っぽい永遠にステキなお方)が好きそうな感じ。
Honziさんの異国情緒&いたずらっ子&表情豊かな感じが好きだった方にはZaz【Paris】超オススメです!


オーシャンゼリーゼ〜




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